丸山ワクチンとは。

皆さん、丸山ワクチンってご存じですか。

丸山ワクチンは1944年に皮膚結核の治療薬として
誕生したんです。ワクチンを作った丸山博士の名を
とって、丸山ワクチンと呼ばれるようになったんです。

丸山ワクチンは皮膚結核だけでなく、
ハンセン病の皮膚障害や発汗障害に効果がありました。

皮膚結核やハンセン病の治療の中、
この2つの病気の患者にはがん罹患者が少ないという
共通点が見つかり、新たな丸山ワクチンの作用が
見つかり、研究が始まったそうです。

特長としては、副作用がないこと、
延命効果が見られること、自覚症状の改善が図れること、
癌腫の増殖が抑えられることの4点が言われています。

副作用がないため、長期にわたって利用するという
患者さんも多いようです。

しかし、その丸山ワクチンの評価は効く、というものから
ただの水である、というものまで幅広いんです。

また、丸山ワクチンは認可を受けていない、
有償治験薬という変則的な方法で使うことが出来るんです。

がんの治療には外科手術や、放射線療法、
免疫療法などがありますが、丸山ワクチンは免疫療法に
あたります。

白血球の活動を高め、増やすといった効果が報告されています。

がんに有効な治療に替わるものではなく、
がんの種類に関わらず使うことができ、
がんに対する治療と併用することもできます。